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お茶と高血圧予防

2020.09.03

お茶は中国原産であり、緑茶をたくさん飲む人は様々な疾患にかかりにくいという疫学調査があることから、健康への効果が注目されています。

高血圧予防に効果があるとされるお茶に含まれる物質には、カテキン、テアニン、GABAがあり、平滑筋収縮の緩和作用や、血管の炎症修復作用、抗酸化ストレス作用など様々な働きによって血圧を下げると考えられています。さらに、緑茶の習慣的な摂取は、高齢者において、脳梗塞、認知症、骨粗鬆症といった機能障害のリスクを低減することが、日本人を対象とした大規模研究で明らかにされています。

コーヒー、お茶、ココアには、どれも高血圧に効果があります。

しかし、これらの嗜好飲料にはカフェイン等が含まれています。適量であれば、私たちの仕事などのパフォーマンスを手助けしてくれますが、過剰な摂取は健康を害する方向に進んでしまいます。楽しみながら、ゆったり摂取して、高血圧も予防、改善できるといいですね。