食事療法や運動療法を行っていても血糖値の改善がされない場合に、薬物治療を行います。
薬物療法で使用される薬剤には、大きく分けて経口血糖降下薬とインスリン注射薬があります。
どの薬剤を使用するかは、年齢や肥満の程度、合併症の程度、肝・腎機能、インスリン分泌能やインスリン抵抗性の状態などを含めて、決定していきます。
糖尿病の薬には、種類によって摂取時が食前や食後だったり、摂取量がそれぞれ異なります。
もし薬を飲み忘れてしまった場合でも、自分で勝手に薬の量を調節したり、違う時間に飲んだりすることは止めましょう。