若い人が陥りやすく注意してほしいのが「ペットボトル症候群」。体内の血液には総計4~5gのブドウ糖が含まれています。
甘いペットボトル飲料にはその数倍の20~30gものブドウ糖が含まれているものもあり、飲んだ途端にほぼ全量が急激に吸収されます。
私たちの体は、連日の急激なブドウ糖上昇に対応できないため糖尿病を発症します。現代生活は24時間好きなときに食事を簡単に手に入れることができ、仕事や家事などがあまり体を動かさずにできるようになったりと、非常に便利になりました。糖質を制限する食事に加え、きちんと体を動かすことも重要です。糖尿病予防は肥満予防にもつながり、健康寿命が延ばせるでしょう。