東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。
糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。
こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。
今回は“糖尿病で食べてはいけないもの”についてお話しします。
エネルギーと栄養のバランスを見直しましょう
糖尿病の方の食事療法では、食べてはいけないものは特にありません。
それよりも、適正なカロリーと栄養素をバランスよく摂り、血糖値をコントロールして合併症の発症や病気の悪化を防ぐことが重要です。
また、動脈硬化の原因となる高血圧、脂質異常症などの病気も糖尿病を悪化させる可能性があるため、これらの病気を防ぐためにもバランスの良い食事を摂る必要があります。
糖尿病改善に食物繊維を多く摂りましょう
食物繊維は食後の血糖値が上がるのを抑えるほか、便通を良くする効果があります。
また、水溶性食物繊維(水に溶ける食物繊維)は血中コレステロールの上昇を抑えるはたらきがありますので、積極的に食事に取り入れましょう。
食物繊維を多く含む食品:野菜(特に根菜類)、海藻、大豆、キノコ、果物
水溶性食物繊維を多く含む食品:カボチャ、大豆、オートミール、大根、キノコ、果物
※果物は糖質が多いので食べ過ぎに注意しましょう
糖尿病改善のために気をつけたいこと
上でもご説明しましたが、高血圧や脂質異常症などは動脈硬化の原因となり、糖尿病の合併症を悪化させやすくなります。
そのため、塩分や脂質を摂り過ぎないようにすることも、糖尿病の改善のためには大切なポイントです。
また、血糖値をコントロールすると言っても、糖質制限食や糖質制限ダイエットで極端に糖質を摂らないようにすることは、腎症や動脈硬化につながる可能性があるためおすすめしません。
糖尿病を改善するためには、ご自分の適正エネルギー量を知り、バランスの取れた食事をすることが大切です。
糖尿病や食事療法について知りたい方は、お気軽東大阪市の三宅医院へご相談ください。