東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。
糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。
こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。
今回は“血圧の測定タイミング”についてお話しします。
血圧測定について
血圧は、血液が心臓から体中に送られる際に血管の壁にかかる圧力を示しており、「収縮期血圧(最高血圧)」と「拡張期血圧(最低血圧)」の2つの数値で表されます。
血圧を長期的に記録したデータは、健康を管理するうえで重要な指標となるものです。
毎日できるだけ同じ時間に血圧測定をして、日々の変動を把握できるようにしましょう。
血圧を測るときのポイントは?
・朝と夜に測定しましょう
一般的に、血圧は朝と夜に2回測定することが推奨されています。
朝は起床後1時間以内で、食事を摂る、薬を飲む前に、夜は寝る前に測定するのが良いでしょう。
これにより、1日の中での変動を把握し、高血圧や低血圧の傾向を見逃さないようにできます。
・血圧測定は毎日同じ時間に
血圧は時間帯によって変動するため、毎日同じ時間に測定することが重要です。
こうして得られたデータには一貫性があるため、血圧の日々の変動を正確に知ることができます。
・リラックスした状態で測定しましょう
緊張しているときやイライラしているとき、または急いで測定する、運動の直後に測定すると、正確な値が得られない可能性があります。
尿意のないときかトイレをすませて数分経った後に、室温は20度前後の部屋でリラックスして測るようにしましょう。
・測定は適切な姿勢で
血圧を測定する際には、背もたれのある椅子に座り、背中をしっかりと支え、足は床につけましょう。
腕は心臓の高さに合わせることが大切です。
定期的な血圧のデータの重要性
血圧は日々変動するため、一度の測定だけでは正確に健康状態を把握することができません。
長期間にわたるデータを記録し、数値の変動を把握することが重要です。
また、毎日の血圧の記録は、高血圧や低血圧などを早期に発見する大切な手がかりとなります。
健診などで高血圧と指摘された方や低血圧でお悩みの方は、お気軽に東大阪市の三宅医院へご相談ください。