東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。
糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。
こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。
今回は“コレステロールを多く含む食事”についてお話しします。
コレステロールの摂り過ぎに注意しましょう
コレステロールは体内に存在する脂質の1つで、細胞膜やホルモン、胆汁酸を作る材料となるなど、身体を維持するための重要な役割を担っています。
しかし、血中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が多くなり過ぎると、血管に脂質が蓄積して動脈硬化が起こり、心臓病や脳卒中の危険性を高めてしまいます。
このような生活習慣を予防するためにも、日頃からコレステロールの摂り過ぎに注意し、栄養バランスの取れた食事内容を心がけるようにしましょう。
コレステロールを多く含む食品
コレステロールを多く含む食べ物には、主に次のようなものがあります。
・鶏卵
・魚卵
・牛乳
・バター
・生クリーム
・肉
・臓物類(レバーやモツなど)
・ラード
・ベーコン
・マヨネーズ など
動物性の脂(肉の脂や乳脂肪)に多く含まれる飽和脂肪酸は、LDL(悪玉)コレステロールを増やすため、バターやクリーム、ラードなどは控えて魚や植物性の油を多く使用することをおすすめします。
また、トランス脂肪酸の過剰摂取は、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを増やし、動脈硬化を促進すると言われています。
スナック菓子やチョコレート、クッキー、パンなど、市販の菓子類や加工食品にはトランス脂肪酸が含まれていますので、日常的に食べ過ぎないよう注意してください。
適正なエネルギー摂取で血中脂質を下げる
規則正しい食事と適正なエネルギー量の摂取は、肥満を解消し、血中脂質を下げることにつながります。
コレステロールの取り過ぎや食事内容に気を配るとともに、1日3食、規則正しく食事を摂るようにしましょう。
健診でコレステロール値について指摘された方、または生活習慣病が気になるという方は、お気軽に東大阪市の三宅医院へご相談ください。