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【院長ブログ】脂質異常症によるリスク

2024.10.01

東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。

糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。

 

こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。

今回は“脂質異常症のリスク”についてお話しします。

脂質異常症とは何か?

脂質異常症とは、血中のコレステロール、トリグリセライドなどの脂質が正常範囲を超えて増加する状態を指します。この状態が続くと、動脈硬化などの疾患の原因となり得ます。

健康への影響

脂質異常症の最も大きなリスクは、心血管系疾患です。動脈硬化は血管壁にプラークが形成され、血液の流れを悪くする原因となります。これが心臓に影響を及ぼすと、狭心症や心筋梗塞を引き起こし得ます。また、脳血管が影響を受けると、脳梗塞のリスクが高まります。

脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は多岐にわたりますが、主に不適切な食生活、運動不足、遺伝的要因が挙げられます。また、喫煙、過度のアルコール摂取、ストレス、肥満なども、脂質異常症を悪化させる可能性があります。

予防と管理

脂質異常症の予防には、生活習慣の改善が不可欠です。バランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠、ストレスの管理が重要です。特に食事では、飽和脂肪酸の摂取を抑え、オメガ3脂肪酸を多く含む青魚の摂取を増やすことが勧められています。

生活習慣の改善を指導

三宅医院では、検査結果を基に、患者様お一人おひとりに合わせた食事計画や運動指導を行っています。また、必要に応じて薬物治療を行い、症状の進行を抑えることにも力を入れています。

脂質異常症は症状が現れにくいため、定期的な健診が重要です。三宅医院では、継続的なフォローアップを通じて、患者様の健康維持をサポートします。検査により早期発見し、予防的な介入を行うことで、心血管疾患などのリスクを減少させることが可能です。

 

脂質の数値が気になる方、または、今後の生活習慣について相談したい方は、ぜひ東大阪市の三宅医院までご連絡ください。