東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。
糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。
こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。
今回は“脂質異常症と動脈硬化の進行”についてお話しします。
脂質異常症と動脈硬化の進行
動脈硬化は、血管の壁が硬くなり、狭窄して血流が悪くなる状態を指します。脂質異常症は、この動脈硬化を進行させる主要な原因の一つであり、心筋梗塞や脳卒中などの生命を脅かす病気へと直結する可能性があります。
脂質異常症が動脈硬化を進行させるメカニズム
脂質異常症は、血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高い状態、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が低い状態、またはトリグリセライドが高い状態を指します。これらの状態は、血管の内壁にプラークを形成し、それが硬くなることで血管を狭め、柔軟性を失わせます。血管が硬くなると、血圧が上昇しやすくなり、血管の破裂や血栓の形成リスクが増加します。
脂質異常症のリスク管理
三宅医院では、脂質異常症に対して、食生活の改善、定期的な運動、必要に応じた薬物療法を通じて血中脂質値の管理を推奨しています。また、血圧や血糖値の管理も並行して行うことで、動脈硬化のリスクを低減できます。
生活習慣の重要性
動脈硬化の進行を抑えるためには、健康的な生活習慣が非常に重要です。バランスの良い食事、適度な運動、禁煙、ストレスの管理などが心血管疾患の予防には不可欠です。また、これらの生活習慣は脂質異常症そのものの治療にも直結します。
定期的な健康診断の重要性
脂質異常症は自覚症状がないことが多いため、定期的な健康診断による血液検査での早期発見が大切です。東大阪市の三宅医院では、一人ひとりの患者様の状態に応じた血液検査を行い、個別のリスク評価と予防策を提案しています。