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【院長ブログ】脂質異常症の食事

2024.11.08

東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。

糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。

 

こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。

今回は“脂質異常症の食事”についてお話しします。

脂質異常症とは?

脂質異常症は、血液中のコレステロールやトリグリセライドの値が正常範囲を超えてしまう状態を指します。この病気は動脈硬化を促進し、心臓病や脳卒中といった重篤な疾患のリスクを高めます。しかし、適切な食事により、これらのリスクを大幅に低減できることが多くの研究で示されています。

脂質異常症におすすめの食事とは?

良質な食事は、脂質異常症の改善に必須です。以下に、推奨する食事をいくつかご紹介します。

 

飽和脂肪酸の摂取制限:動物性脂肪が多い肉類やバター、チーズなどの乳製品は飽和脂肪酸が多く含まれており、これらの摂取を控えることが推奨されます。

 

不飽和脂肪酸の適量摂取:オメガ3脂肪酸などの不飽和脂肪酸を含む食品(青魚、ナッツ類、オリーブオイル等)は積極的に摂取すると良いでしょう。

 

食物繊維の積極的な摂取:野菜、果物、全粒穀物、豆類に含まれる食物繊維は、余分なコレステロールを体外に排出する効果があるため、積極的に取り入れるようにします。

 

塩分の摂取制限:塩分の過剰摂取は高血圧の原因になりますので、脂質異常症の方は塩分の摂取にも注意が必要です。

食事で注意すべき点は?

健康的な食事パターンを維持するためには、食事全般に対する注意が必要です。外食や加工食品は隠れた脂質が多く含まれていることがあるため、可能な限り自炊をし、食材の選択から調理法まで気を配ることが大切です。また、アルコールはトリグリセライドの上昇を招くことがあるため、適量を守ることも重要です。

 

三宅医院では、脂質異常症の患者様向けに栄養指導を行っております。食生活の見直しは、一人で行うには難しいもの。専門のスタッフが患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた食事計画を提案し、改善へと導きます。

 

健康な毎日を送るために、私たちがサポートいたします。食事に関するご不明な点やご心配事がありましたら、お気軽に東大阪市の三宅医院までご相談ください。