東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。
糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。
こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。
今回は“生活習慣病と認知症”についてお話しします。
認知症と生活習慣病の関連性
高齢化が進む日本社会では、認知症と生活習慣病の関連性についての認識が高まっています。認知症は、記憶や判断力の低下など、脳の機能障害によって引き起こされる症状群ですが、その発症には生活習慣が深く関わっていることが明らかになっています。
生活習慣病が認知症に与える影響
高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病は、脳血管に悪影響を与え、脳梗塞や脳出血などを引き起こす原因になります。これらの脳血管疾患は、認知機能の低下を招くことが知られています。また、これらの病気は血管を硬化させ、脳に十分な酸素や栄養が届かない状態を作り出すこともあります。その結果、脳細胞が徐々に損傷し、認知症のリスクが高まると考えられています。
脳の健康を守る生活習慣
健康な脳を維持するためには、適切な食生活や適度な運動が重要です。特に地中海式ダイエットと呼ばれる食生活は、魚やオリーブオイル、ナッツ、野菜、果物などを中心としたバランスの取れた食事であり、認知症予防に効果的であるといわれています。また、週に数回の適度な運動は、血流を良くし、脳に栄養を届けるために有効です。
認知症の予防に繋げるために
東大阪市の三宅医院では、患者様の生活習慣病の管理のサポートを通じて、認知症予防に繋げられるように努めています。定期的な健康診断、生活習慣の指導、適切な治療によって、脳の健康を守るサポートを行っています。東大阪市の皆様が、心身ともに健やかな日々を過ごせるように努めてまいります。