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食事「高脂血症について」

2020.10.01

満腹感をもたらす食物繊維を多く含む食品を食事に取り入れ、EPA・DHAが多い青背魚を食卓に!

食物繊維には、水溶性と不溶性があります。水溶性の食物繊維は、こんにゃく、海藻類、果物、野菜などに含まれており、血中のコレステロールを減らす働きがあります。

不溶性の食物繊維はきのこ類、野菜、豆類、芋、果物などに含まれ、食べることで満腹感をもたらし、食事量を減らすことができます。便通も整えます。

青背魚(さんま、いわし、あじ、さばなど)に多く含まれるEPAやDHAは中性脂肪を減らしたり、血栓をできにくくする作用があり、

オリーブ油や菜種油に多く含まれているオレイン酸は酸化しづらく、HDLコレステロールを減らすことなくLDLコレステロールを減らす働きがあります。

高脂血症の人が控えたい食品は飽和脂肪酸の多い食品、コレステロールの多い食品、糖質の多い食品。  動物の脂に多く含まれる飽和脂肪酸は、血中コレステロールを増やします。(ラード、バター、生クリーム、チーズなど)

鶏卵はとても栄養価の高い食品なので、コレステロール値の高い人は、1日1個以上食べない、他のコレステロールを含む食品を食べる時には控えるようにするなどの工夫が必要です。

魚卵(イクラ・たらこ・かずのこなど)や、牛、豚、鶏の内臓もコレステロールが多く含まれています。糖質はエネルギー源としてなくてはならない栄養素ですが、必要以上に摂取すると、脂肪として体内に蓄えられます。ジュース、果物、ケーキ、砂糖を使った甘いお菓子などは控えましょう。