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院長インタビュー
医師であるお父様が、糖尿病でご苦労されたことをきっかけで糖尿病治療の道に進まれたという三宅院長。
勤務医時代の経験を活かした専門性の高い治療をベースに、患者様お一人おひとりとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築き、「地域のかかりつけ医」として幅広い治療にも注力されています。
今回は、その三宅院長に糖尿病への思いやお考えをお伺いしました。
先生が糖尿病治療を行う際に
大切にされていることや
注意されていることはありますか?
糖尿病に限って一言でお話をするならば、食事と運動が基本中の基本だということです。
その上で薬物治療をはじめとした治療があると考えています。
継続して治療を受けていただけるように、患者様との信頼関係を大切にしています。
ただし、細かい制限を設けてしまうと続けることが難しくなってしまうので、できる範囲のことをやっていただくスタイルでいます。
今流行りの糖質制限と言った馴染みのある言葉も用いながらお話をさせていただいています。
途中で通院しなくなる患者様も多いのですか?
実は、割とおられます。
なんとなく改善しないまま継続される人は結構多いのですが、治療を促す言葉がかけられたり、薬の増量を提案されたりすると、急に通院が途切れることもあります。
忙しくてついつい足が遠のく方もいます。
どれも糖尿病は自覚症状がないことが原因の一つなのかもしれません。
糖尿病の患者様にメッセージをお願いします
糖尿病に関する怖い合併症については話をしても、現実的に感じにくい人が多いようです。
しかし、糖尿病があると全身の機能が悪化するため、疲れやすく、身体の様々な動作に影響が出ることがあります。
また、自覚症状がないため、何も問題がないと錯覚してしまうことが一番怖いのです。
糖尿病は、血糖値を定期的にモニタリングし、管理することが必要不可欠。そのためには継続した治療が大切なのです。
ライフスタイルの変化で糖尿病の発症は多くなる傾向があります
欧米寄りの食生活や、在宅勤務などライフスタイルの変化などで慢性的な運動不足などが原因となり、糖尿病の発症も年齢を問わず増える傾向があります。
「自分は大丈夫」と思わず、健康診断などの数値に目を向け、少しでも心配なことがあれば専門医に相談をするようにしましょう。
当院でも、しっかりと継続したコントロールが可能ですので、お気軽にご相談ください。