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院長

三宅 豊

三宅 豊

略歴

  • 1988年3月関西医科大学卒業
  • 1988年6月関西医科大学附属病院内科研修医
  • 1989年6月関西医科大学第2内科
    (循環器・腎・内分泌代謝内科)入局
  • 1989年9月国保古座川病院出向
  • 1990年7月淀川キリスト教病院出向、呼吸器・消化器内科およびホスピスの指導を受ける
  • 1992年7月関西医科大学第2内科にて、糖尿病・透析を専攻
  • 医学博士取得後、助手を経て2000年4月から三宅医院を継承し、現在に至る

所属学会・認定医など

日本内科学会認定 総合内科専門医
日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
日本透析医学会認定 透析専門医

院長インタビュー

院長インタビュー

父の影響で医師の道へ
長年地域に根づくかかりつけ医

医師を目指したきっかけは?

父も医師だったので、その影響が大きいと思います。子供の頃は「大人になったら医師になるもの」と思っていて、他の仕事に就くイメージがありませんでした(笑)。あと父が糖尿病で、今と違って昔は良いお薬がなく色々と苦労した姿を見て、こういった方面で役立つ仕事をしたいという思いを抱いたのもきっかけの1つです。

三宅医院はどんな医院だと思いますか?

地域のかかりつけ医で、お体のことを何でも気軽に相談できる医院です。2009年4月に父から三宅医院を継承したのですが、父は元々産婦人科が専門でした。ですが昔はインターン制度で全科をほとんど経験するので、専門以外にも色々診ていて、だんだんそちらにシフトしていって今の三宅医院のスタイルが作り上げられました。

総合内科・糖尿病専門医であり
幅広いお悩みに対応する総合医

総合内科・糖尿病専門医を取得した経緯は?

糖尿病で苦労した父のことが動機の1つとしてあります。あとは、出向中に淀川キリスト教病院へ行ったのですが、教育システムがしっかりしていて「内科の認定医を取りましょう」という雰囲気があったので、内科のグループ内で勉強会を行うなどしてまずは総合内科認定医の資格を取得しました。

その後、私が通っていた関西医科大学では、当時では珍しく内科を全部回ってからどこかに入局するというローテーション制度のようなものがあり、そうした内科全般のローテーションや淀川キリスト教病院での経験により色々な分野の症例がたくさんあったので、専門医の取得を目指しました。

糖尿病専門医については、糖尿病のグループにいたので自然な流れで取得しました。当時は今のように専門医取得に向けての情報がほとんどなく、問題集のようなものもなかったので取得するのにかなり苦労しました(笑)。

そうした経験は今の診療に役立っていますか?

そうですね。出向先の淀川キリスト教病院で、医師として「学ぶための下地」のようなものを培ってもらったように感じています。様々な分野の先生がいらっしゃって、質問しやすい環境だったので色々と教えてもらいました。その時の知識・経験は今も活かされていて、患者様の幅広いお悩みに対応する現在の三宅医院のスタイルに繋がっていると思います。

医師としての一番の喜びは
患者様からの感謝

医師としてどのような時に喜びを感じますか?

ありきたりかもしれませんが、患者様から感謝されればうれしいです。あと、印象に残っているエピソードとしてこんなことがありました。

その方は末期がんでもう治療しようがないと言われていたのですが、お子様の結婚式を控えていて、「どうしても出席したい」とご希望でした。かなり厳しい状況ではあったのですが、できる限りの治療を行った結果、何とか出席することができてとても喜ばれていました。

地域のかかりつけ医として
訪問診療にも力を入れて取り組む

三宅医院の今後の展望は?

今まで通り地域のかかりつけ医として、皆様の健康窓口として機能し続けるとともに、高齢化が進む今、訪問診療が大事になると考えていますので、今まで以上に訪問診療に力を入れて取り組んでいきたいです。当院へご来院された方だけでなく、様々な事情で通院が困難な方へも、医師が赴いて必要とされる医療をご提供したいと思っています。