運動療法
2型糖尿病は主に、肥満、過食、運動不足といった生活習慣を起因とする糖尿病です。糖尿病患者の95%は後者の2型糖尿病です。
生活習慣が原因で糖尿病になった患者さんにとって、運動療法を行って体内の糖の利用率を高めることは、血糖値をコントロールする有効な手段の1つです。
筋肉量が増えることで糖代謝があがり、インスリンの効き目が高まります。
注意点
運動療法が逆効果となる場合もあります。次のような場合には運動を制限したり禁止したりすることもあるので、医師に相談しましょう。
・血糖値が極端に高い
・糖尿病のために眼底出血が見受けられる
・糖尿病のために腎臓機能が低下しているとき
・心臓などが悪いとき など