東大阪市の三宅医院は地域のかかりつけ医として、地域の皆様の幅広いお悩みにお応えしつつ、総合内科・糖尿病専門医として専門的な治療をお届けしております。
糖尿病などの生活習慣病のご相談以外にも、「どの科に相談すればいいかわからない」というご相談にもしっかりとお応えし、皆様の健康維持・病気予防に貢献させていただきます。
こちらのブログでは病気や気になる症状に関わる様々な情報を発信して、少しでも皆様の不安解消に繋げられればと思っております。
今回は“高血圧と腎臓病”についてお話しします。
高血圧について
まず、高血圧についてご説明します。高血圧とは、血圧が常に上昇している状態を指します。血圧が高い状態が長く続くと、心臓や血管、腎臓などの臓器にダメージを与えることがあります。高血圧は、肥満、ストレス、塩分の摂りすぎ、運動不足などが原因となります。高血圧の治療には、薬物療法や生活習慣の改善があります。
腎臓病について
腎臓病とは、腎臓が正常に機能しなくなった状態を指します。腎臓は、体内の余分な水分や老廃物を排出する重要な役割を持っています。腎臓が損傷すると、水分や老廃物が体内に蓄積され、最悪の場合は腎不全に至ることもあります。腎臓病の原因は、高血圧、糖尿病、薬物の副作用などがあります。腎臓病は、それぞれの原因に応じて治療が行われます。
高血圧と腎臓病は相互に影響しあう
高血圧と腎臓病は、相互に影響しあう関係にあります。
高血圧の方は、腎臓に負担がかかり、腎臓の機能が低下することがあります。特に、高血圧が長期間続くと、腎臓の血管や細胞が損傷を受け、最悪の場合は腎不全に至ることもあります。また、腎臓病が進行すると、血圧が上昇することがあります。腎臓病による血圧の上昇は、「腎性高血圧」と呼ばれます。
高血圧と腎臓病の関係は、両者の悪循環が引き起こされることで深刻な状態になることがあります。
高血圧が引き金となって、重篤な腎臓病を引き起こさないためにも、生活習慣の改善に努めて血圧のコントロールに努めましょう。
東大阪市の三宅医院では、高血圧などの生活習慣病の治療として、生活習慣の改善をサポートしていますので、血圧が心配な方はお気軽にご相談ください。